相談する(無料)

お客様インタビュー

INTERVIEW
ホーム お客様インタビュー

ナニモノかすぐに分かる、そんなサイトが欲しかった

ナニモノかすぐに分かる、そんなサイトが欲しかった

公開日:2024/05/02

デザイン制作

知って欲しいのは「番頭」の役割と私の想い

管理部門における業務の効率化および課題改善のテーマのもと、関わる企業内のメンバーとともに、属人的で隠れた中間業務を発見・可視化し、OJTで解決。合同会社番頭屋本舗は最適化の過程と結果を関わる企業内メンバーが体感し導き出すために、ファシリテーターまたは一部代行という形で関与していきます。
一般的なコンサルティングとは異なり、実務課題と対象組織の行動改善を同時に解決してゆくコンサルティングとコーチングとを織り交ぜた独自開発の管理部門に特化した実践型マネジメント事業を展開しています。

生き残りをかけた現代こそ「番頭」の力を

主に中小企業の管理部門を対象としたコンサルティングにコーチングを織り交ぜたサポートをされている番頭屋本舗。社名の「番頭」とは古くから日本の組織の中核を担う重要なポジションです。その「番頭」の働きがご自身に重なることからヒントを得られ、番頭屋本舗では主に中小企業の構築・再建、また企業内での「番頭」の育成を目指されています。

濱田様は日本移動通信(現KDDI)にて経理としてキャリアをスタート。そこから会計事務所に転職され本格的に経営の道に進まれました。成長中だったベンチャー・デジタルハリウッドにて子会社の立ち上げに参加し、管理部門に付随する財務、経営企画、総務、人事などをマスター。企業の戦略を学ぶため三井物産の子会社にて経営管理に従事。ゲーム関連企業、証券取引システム開発会社、EC・メディア関連企業などで経営管理部長・取締役、CFOとしてベンチャー企業の上場と拡大、そして経営変革の執行・支援のコンサルティングを行うTRAILでの多数の企業の経営改革のご活躍を経て、これまで培ったナレッジを共有すべく番頭屋本舗を創業されました。

管理部門を番頭屋本舗が救う。内部崩壊させないコンサルティング&コーチングとは?

番頭屋本舗の事業内容を教えてください。

管理部門を中心としたコンサルティング兼コーチングの会社です。具体的には、これまで管理部門で仕事をしてきた私のナレッジを共有することで、今悩んでいる方たちに解決の手法と具体的な解決のヒントを提供しながらサポートしています。

管理部門に属している人って、1社に数人しか居ないのが一般的。だから相談する先がなく、孤立しやすいんですね。どこのポジションに居ても仕事をしていると必ず成長期のようなタイミングがありますが、管理部門メンバーやマネジメントに従事する方々は、縦割り+属人化となっているケースが多く、孤軍奮闘状態になってしまって突破口が見つからない。そこでブレークスルーするための道筋を提供するのが私の仕事です。

企業の管理部門改善のプロフェッショナルと言われる濱田様のこれまでをお伺いできますでしょうか?

大学生のころから税理士を目指し始めたのですが、大学院卒業後にストレートで税理士事務所に行くことはしなかった。まず組織がどのように回っているのかを知りたくて経理として組織に所属しようと思い、日本移動通信(現:KDDI)に就職したあと、会計事務所に移りました。

バブルが弾けたタイミングで、担当していた中小企業の経営者から「どうやって立て直せば良いのか」と相談されたのですが、ほんの隅っこの節税対策しかアドバイスできなかったことが非常に悔しかったんです。

これが転機となり、成長途中のデジタルハリウッドに転職。管理部門のオペレーションやそのマネジメントに関するスキルを一通り身につけました。その後は経営の手法や戦略を学ぶべく、三井物産の子会社に転職。

その後金融システムのIT会社で役員として上場準備をしていたところ、リーマンショックの直撃を受けて一気に私的整理に追い込まれるという奈落の底を味わいました。あまりの急落に手を打ち損ねた自身への戒めから「二度と会社を潰したくない」という強い想いから、その後の会社上場とその子会社の管理、時には再生という場面においては、全てにおいて検討を尽くことを常に念頭に置いてCFOとして活動してきました。

その後TRAILに移り本格的に経営企画とマネジメントの手法をアウトプットする手法、ベンチャー以外の多種多様な業種の課題を解決しながら自分のスタイルを構築しました。

なぜ番頭屋本舗として独立されたのでしょうか?

企業における管理部門の拡大や再建に向けた課題解決をサポートする仕事だけに注力したくなったのが一番の理由です。これまで自分が解決してきたような事例が他になく、その経験をナレッジとして共有することでひたむきな努力を続ける管理部門メンバーの誰かを救いたかった。管理部門に置かれた人材は他所からのサポートがなく、孤軍奮闘になることもしばしば。

仕事というものはどのポジションであれ、続けていれば次のステップに進むための成長段階に差し掛かるわけですが、世の中一般として管理部門の業務範囲の定義はあっても、各業務区分ごとの成長ストーリー、すなわちスキルレベルが明示されているものがほとんどなく、管理部門メンバーは自身がどの成長段階にいるのかも判らず、日々繰り返され、または増加する業務整理の手法も判らないまま企業からドロップアウトしてしまい、同じことをくりかえしてしまう人が続出しています。

TRAILでは経営企画の領域までも広く事業エリアとしておりますが、私はTRAILで培った伴走支援の手法用いながら、管理部門に特化した事業を行いたいという思いが強くなり、主に管理部門の課題解決を行うTRAILのパートナーとして独立しました。

集客ではなく判断してもらうための材料とフィルター代わりに

濱田様のこれまでのご実績から、それほど集客には苦労されないと思うのですが、コーポレートサイトはどのような目的で必要だったのでしょうか。

当社は創業したばかりの小さな会社で、しばらくの間は知人や取引先の力を借りたご紹介メインの集客方法を取ることになります。効果的に「集客」するには会社の規模やフェーズに合わせた方法で進める必要があり、今の時点で大手企業のように広告に費用をかけるのは現実的ではありません。今のフェーズで当社に必要なのは、ご紹介いただいた後に私のことや仕事内容を知っていただくことにあると考え、そのための”ツール”としての役割をコーポレートサイトに求めました。

また、私のところにご相談にいらっしゃる時点で、経営状況は相当悪化していることが予想されるため、お問い合わせいただいた後に「後日プレゼンさせていただきます」「一度お会いしてお話しましょう」などと悠長なことを言っている場合ではありません。先方の経営陣に迅速にご判断いただくためにも、私の仕事内容をご理解いただける端的な会社概要、パンフレットのようなコーポレートサイトが欲しかったという経緯がありました。

当社にお声がけいただいた理由やきっかけはありますか?

CRECIOS代表の氏家さんとは仕事を通じて知り合い、苦しい時を共に戦いました。単に「知り合いだから」という理由だけでお願いしたのではなく、物事や人の考えを「汲み取る力」が大変印象的だったので、「今回のコーポレートサイト作成においても自分の考えをすぐにご理解いただけるだろう」と思い、ご連絡しました。

実は他社も比較・検討のですが、ピンと来なかった。コーポレートサイト制作はどうしても形式に沿って進めざるを得ないため、一般的にどこにでもあるテンプレートのような内容になってしまうこともあるでしょう。それではお客様に伝わらないですよね。氏家さんなら、私の想いを端的かつ明瞭に表現してくれると思いました。

今回作りたかったサイトのイメージや内容を教えてください

サイトを見て2秒で「番頭さん」というイメージを与えられるようなデザインを思い描いていました。 そして、我々の想いが伝わるような内容にしていただきたいとも考えていました。ご依頼いただく際は大抵経営陣の方からお話をいただきますが、そこで課題を抱えているのは管理部門です。

実は経営者の方は管理部門の仕事をそれほど理解していないことが多く、トラブルが生じた時にどこを調整すべきなのか明確にわからないケースが大半です。そこから「なんとかしてくれないか?」と相談にいらっしゃるわけです。そこでコーポレートサイトを見ていただいて「ここにお願いしたら生き残るチャンスがあるんじゃないか」と思っていただきたい。

また、私は「必ず結果を出します」や「丸投げしてください」のようなことは言わないようにしていますし、そのようなスタンスでもありません。「経営者、メンバー皆さんが当事者として一緒に解決して行くんだ」という意識を持っていただいて初めて再建に進めると考えています。

これらのポリシーから「結果だけ出してもらいたい」とお考えの方たちが見ると「この会社は違うな」と結論が出るようないわゆる”フィルター”の役割があり、お問い合わせいただく前にこちらの姿勢が伝わるメッセージ性のあるコーポレートレートサイトにしたい思っていました。

すぐに「番頭」だと分かった/ヒアリングと誤差0のデザインに感動

制作時の進行やヒアリング、出来上がったサイトのご感想をお聞かせください

私が求めていたのは「集客」のためではなく、お客様の「判断材料」としてのコーポレートサイト。ヒアリングの際にも一辺倒に「集客=HP=Webマーケティング」を推奨するのではなく、私がコーポレートサイトを持つ目的をすぐに理解していただけましたね。

デザインについてはまずイメージをお伝えして、いくつかデザインパターンをいただいたのですが、いずれも「まさにこれが欲しかった!」というデザインが上がってきたので驚きました。誰もが見て「面白い」と思うような食いつきが入っていましたね。私が細かく指示をしなくても意図を汲み取ってもらい、思い描いていた通りのものが上がってきて嬉しかったです。ワクワクしました。

前述した通り、私のところにいらっしゃるお客様にはコーポレートサイトを見て「どうしようかな」と悩む時間はなく、今すぐに他からのサポートが必要な状態です。

出来上がったサイトは、お客様に一眼で私の仕事・方針をご理解いただけて、その背中を押せるような内容に仕上がっていました。私の想いを明確にコーポレートサイトに反映させていただき、大変満足しています。

合同会社番頭屋本舗

https://bantouya.co.jp/

利用サービス

デザイン制作

対談者プロフィール

代表

濱田 淳二 様

お問い合わせ

CONTACT

ご依頼・ご相談はこちらからお問い合わせください。
業務委託をお考えの代理店・制作会社さまもご気軽にご連絡ください。